【中学校・高校】超進学校(偏差値70)の英語授業 〜発音練習メソッドの実践例〜 

英語授業

みなさんこんにちは、草食系高校教師です。

今日は「【中学校・高校】超進学校(偏差値70)の英語授業 〜発音練習メソッド〜」をお伝えします。

私はこれまでに100回程度の授業を見学に行っています。学校改革の一環として各教科の主任が他校の見学をするというプロジェクトがあったため、授業見学した回数は非常に多いと思います。

この記事では超進学校(偏差値70)の英語授業で実際に行われた(5年前)授業内で使える発音練習メソッドをお伝えします。

授業冒頭の5分程度で行える活動ですのでぜひ取り入れてみてはいかがでしょうか。

草食系教師
草食系教師

真似をして授業で継続的に取り入れてみましたが、模試のリスニングの結果が良くなりました!(良くなった気がします)

発音を良くするメリット

①リスニング能力が向上する

 リスニング能力が飛躍的に向上します。

 それは「聞き取れない音は発音できない」というロジックがあるからです。逆に考えると、「発音できれば聞き取れるようになる」ということです。

 よく「発音できない音は聞き取れない」という人がいますが、それは全くのでたらめです。

 赤ちゃんを想像するとわかります。赤ちゃんは音を聞いて発音し、言葉を覚えていきます。発音しているということは音を聞き取れることができているということです。

②学習意欲が湧く

 発音が良くなると、自分の英語力が向上しているのがわかります。

 人間誰しも成長を感じるともっと成長したくなるので、学習意欲向上につながります。ただ、発音だけに捉われる生徒が出てくることがあるので、注意喚起しながら進めていきましょう。

草食系教師
草食系教師

他にも複数ありますが、授業で得られるメリットはこの2つでしょうか!

発音練習メソッドの実践例

 それでは、超進学校(偏差値70)が授業で行っていた発音練習メソッドを3STEPでお伝えします。

①発音練習プリント

 発音練習プリントには、新出単語や発音を練習して欲しい単語(5〜10)が書かれています。そして、その隣には点数の記入欄があります。

②教員が教室を周る

 教員が以下の図のように列ごとに教室を周ります。そして、1人1単語ずつ発音していきます。発音し終わったら教員がその場で1〜5(5が最高)までの数字で評価します。

 評価された数字は、生徒がプリントに自ら記入します。1授業で2、3個実施していました。その授業は2人体制(日本人1人、英語ネイティブ1人)でしたが、私は1人で実施していました。

 

発音ができていない生徒は直接何度か教えていました。

③プリント回収

 発音練習が終わったら点数が記入されたプリントを回収します。

 それをエクセルで記入して評価につなげても良いと思います。

 

草食系教師
草食系教師

この活動を授業冒頭に行い、その後は生徒のプレゼンテーションでした!

座談会にて

 授業見学後、座談会が行われましたが、そこで担当教員が説明していたことをお伝えします。

アウトプット重視が主要になる今後の英語教育を先取りした形である。英語を勉強するのではなく、英語で勉強し、生徒が英語で発信する授業を行っている。つまり、国際的に通用する人材を育てるという教育理念に基づいて授業を行っている。

 というような趣旨のお話でした。

 発音練習メソッドの後に行われたプレゼンテーションは圧巻でした。理系の生徒が対象でしたが、専門的すぎて教員がちんぷんかんだったのを記憶しています。

オススメ教材

 

最後に

 ここまでお読みいただきありがとうございます。

 今日は「【中学校・高校】超進学校(偏差値70)の英語授業 〜発音練習メソッド〜」をお伝えしました。

 超進学校でなくとも、発音矯正メソッドは実践できると思います。

 みなさんのお役に立てれば嬉しいです!

 本日は以上です。お読みいただきありがとうございました。もしよろしければ下のランキングをポチッと押していただけるとありがたいです。

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