みなさんこんにちは、草食系高校教師です。
今日は「【中学校・高校】英語の授業で取り入れたい 〜クリエイティブライティング〜」をお伝えします。
「クリエイティブライティング」はあまり馴染みのない言葉だと思います。
正直、あまり取り組んでいる中学校や高校を知りませんが、大学では科目として取り入れられているところもあるようです。
このクリエイティブライティングは、問題解決学習の1種でもあります。
今日は、授業で取り入れていたクリエイティブライティングをお伝えします!
クリエイティブライティングとは?
クリエイティブライティング(Creative Writing)は、直訳すると「創造的な書き記す事」、つまり創作的な作文のことです。
英語圏では小学生が学習するところもあり、私自身海外留学した時にクリエイティブライティングを毎日行っていました。
日本ではまだまだ発展途上のメソッドですが、アメリカやイギリスの作家はクリエイティブライティングを大学や大学院で修めた人が多いそうです。あの有名なカズオ・イシグロも創作学科だそうです。
難しいと思うかもしれませんが、教育困難校でも取り組んでいましたのでできますよ!
レベル別の取り組み方
生徒状況によっては取り組みにくい場合もありますが、私は教育困難校・中堅校・超進学校を経験し、それぞれの学校でこの活動を取り入れてきました。
スモールステップで取り組んでいけば何事もできないことはないのです。それでは3段階に分けてお伝えします。
レベル1
レベル1は、生徒が創造して書くところだけを穴埋め形式にしてしまいます。つまり、フォーマットを決めてしまいます。
レベル2
レベル2は、テーマ(テーマ例は以下参照)とキーワードを与えます。
キーワードは、生徒に使って欲しいものを入れるようにします。学習している文法事項を入れたり、新出単熟語を入れたりします。
以下に例を載せておきます。
私はこの活動をメインに行ってました!
レベル3
レベル3は、テーマのみを与えます。
制限時間内に300語以上や稚拙な文章はアウトとルールを決めていました。また、テーマ設定も簡単なものではなく、受験に出てきそうな難しい時事ネタを取り入れてました。
レベル2が1番取り組みやすいと思いますよ!
テーマ例
テーマ設定がとても難しいです。
クリエイティブライティングですので、創造力を掻き立てられる内容がいいです。
私がテーマとして出題していたのは、
- 最近見た夢
- 最近見た夢の続き
- 犬の視点に立って飼い主に手紙
- スマホが壊れたクレーム
- 1枚の絵を見てその人がこれから何をするのか
- 4コマ漫画を作る
オススメ教材
最後に
今日は「【中学校・高校】英語の授業で取り入れたい 〜クリエイティブライティング〜」をお伝えしました。
ライティングの活動は意外と少ないです。そして、活動を行なったら必ず添削が必要なので教員の負担を考えるとやりたくない活動ではありますが、冒頭で述べたようにライティングは問題解決学習の1種です。
ぜひぜひトライしてみてはいかがでしょうか。
本日は以上です。お読みいただきありがとうございました。もしよろしければ下のランキングをポチッと押していただけるとありがたいです。
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