【保護者向け】現役中学校・高校教員が教える大学進学を考えた私立中学校・高校の選び方

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こんにちは、草食系高校教師です。

今日は「【保護者向け】現役中学校・高校教員が教える大学進学を考えた私立中学校・高校の選び方」をお伝えします。

「子供には幸せになって欲しい」。

9割以上の保護者の方が思っていることです。

「幸せ」とは何か。

「幸せ」の定義は何か。

哲学的な話は置いておいて、日本人がDNAレベルで刻まれている「良い学校に行ったら良い就職先を見つけることができて良いお給料がもらえて良い人と巡り会えて幸せになる」。

この可能性を広げるための進学の「考え方」を今日はお伝えできればと思います。

釈明しておきますが、私はそのような偏った考え方を持っていません。

幸せの考え方は人それぞれですからね。

しかし、私が就職・転職活動していたときや十数年教員として働き、4回卒業生を出すことができて感じたことは、学歴は自分の可能性を広げてくれる武器になるということです。

それでは、具体的に見ていきましょう。

あ、言い忘れていましたがここでは「子供の学力が心配」という中学受験や高校受験をする保護者の皆様への有益な情報だと思いますので最後までご覧下さい。

草食系教師
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「大学進学を考えた進路選択」という考え方もあります!

大学名が大切

 まずは「大学名が大切」を見ていきましょう。

 では、「何に」大切かというと就職です。

 就職をしてから学歴は関係ありませんが、就職をするときには学歴はかなり大切です。

 いわゆる、学歴フィルターのことです。

 例えば、2026年採用の就活生の中で最も人気な企業はマッキンゼーアンドカンパニー。

 新卒の年収が600万円(日本の平均が300万円前後)、20年目以降になると年収が数億円(いずれも役職による)になるそうです。

 では、この世界的な大企業に入職した人たちの出身大学名はどこでしょうか。

出身大学名
  • 北海道大学
  • 東北大学
  • 東京大学
  • 一橋大学
  • 東京工業大学
  • 名古屋大学
  • 京都大学
  • 大阪大学
  • 富山大学
  • 九州大学
  • 慶応義塾大学
  • 津田塾大学
  • 明治大学
  • 早稲田大学

 旧帝国大学をはじめ、偏差値60以上(学部による)の大学しかありません。

 日本で1番偏差値が低い身延山大学や芦屋大学(ベスト進学ネットによる)からマッキンゼーに入社できるでしょうか。

 いや、できないでしょう。

 他にも、2021年大炎上した学歴フィルターのニュース。以下リンク参照。https://news.yahoo.co.jp/expert/articles/5c39ee7901969db1cc9aa04eb2e661eb38037b16

 「大学名不問」と謳っていても、冒頭でお伝えしたいわゆる「良いお給料がもらえる」企業にはしっかりと学歴フィルターが存在しているのではないでしょうか。(企業による)

中学校・高校進学の考え方

 それでは本題である「進学の考え方」を見ていきましょう。

 ここでの話の軸になるのが上記でお伝えした「学歴」です。

 名の通った・偏差値が高い大学に「学力が心配」な高校生が合格するための方法をお伝えします。

大学進学方法を考える

 まずは「大学進学方法を考える」です。

 結局、(良いお給料をもらう)就職先を見つけるためには出身大学が大切です。

 そして、大学合格するには3つのルートがあります。

  1. 一般選抜(旧一般入試)
  2. 総合型選抜(旧AO入試)
  3. 学校推薦選抜(旧推薦入試)

 それでは、おすすめの中学校や高校を含めて見ていきましょう。

・一般入試と総合型選抜

 一般入試と総合型選抜は学力試験がある(総合型選抜の中には学力試験がない大学もある)ので、やはり学力が高い中学校や高校を受験することを強くお勧めします。

 結局のところ、受験は団体戦です。

 周囲の学力が高ければそのレベルに合った授業をしてくれます(これは相当大きい)し、クラスの雰囲気が進級するにつれてしっかり受験モードになります。

 雰囲気が人間を作りますし、人間が雰囲気を作るので学力試験を伴う受験を考えている場合は学力が高い進学先の方が良いと思います。

・学校推薦選抜(旧推薦入試)

 学校推薦選抜(旧推薦入試)方は基本的に学力試験がありません。

 そして、学校推薦選抜は2種類あります。

  1. 公募制推薦
  2. 指定校推薦   

 公募推薦は以下の選抜方法になります。

公募制推薦の選抜方法
  • 書類審査
  • 小論文
  • プレゼンテーション
  • 口頭試問        など

 学力試験よりは、練習したらできそうではないですか?

 そして、以下が合否基準になります。

公募制推薦の選抜方法
  • 評定平均
  • 面接での印象
  • 小論文の出来
  • 提出書類の質
  • 高校時代の活動実績
  • 英検等のスコアー

 面接・小論文・提出書類は教員がたくさん練習をしてくれるので、あとは評定平均・高校時代の活動実績・英検等の資格試験だけ3年間頑張れば良いです。(評定平均と英検については以下指定校推薦で詳しく)

 「高校活動時代の活動実績」についてですがこれは、数学オリンピック、小論文コンテスト、習い事・ボランティア活動、部活動、生徒会活動、海外留学等などが挙げられます。

 狙い目なのが、ボランティア活動です。他のものはハードルが高いお子さんもいるので3年間のうちに何かしらボランティア活動をしておくと良いでしょう。

草食系教師
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次に指定校推薦を見ていきましょう!!!

 これは以下の「狙い目の学校」につながるので熟読してください。笑

 指定校推薦は簡単に言えば、大学側が高校側に「基準を合格していれば枠は用意しているから来てね」という感じの選抜方法です。

 この推薦の良いところは、8割くらいの大学が評定平均値と面接だけというところです。

 そして、面接も形式的なものなので、実質評定平均値が基準以上、かつ校内推薦が認められれば合格ということになります。

 しかし、指定校推薦の鬼門は校内推薦をクリアできるかどうかです。

 志望大学の同じ学部学科に行きたい同学年の同級生がいて、お子さんよりも優れている場合、校内推薦をクリアすることが難しい場合もあります。

 詳しくは以下リンクから。

 しかし、この指定校推薦は学力が心配なお子さんには確実に狙い目です。

 そして、実は高校が指定校推薦を持つ大学や数はその高校によります。

 それでは次に、指定校推薦を多く持つ狙い目の高校をお伝えします。

指定校推薦を多く持つ狙い目の学校

 大学進学を考える場合、小学校の先生や中学校の先生が知らない狙い目の私立中学や高校の基準は、生徒母数が少ない伝統校(創立してからが長い)です。

 生徒母数が少ないのは、ただ単に指定校推薦をする場合に同じ学校を志望する生徒が少ないという点です。

 さらに、「生徒数が少ない=人気ではない」という方程式もできるため、学力が高い生徒は敬遠する傾向にあると感じています。

 そして、伝統校が狙い目なのは、歴史が長いのでその分付き合っている・連携している大学が多いという点です。

 これは私の経験則からはっきり言えることです。

 世間的に低学力の学校でも、「え?こんな指定校あるの?」という場合が多々あります。

 例えば偏差値40前後の高校でも、偏差値60前後の大学(関西では関関同立・関東ではGMARCHレベル)の指定校がある場合があります。

 私は進路を担当していましたので、これははっきりと記憶しています。

 ぜひ中学校や高校入学前の学校説明会で「指定校推薦はどんなところが来ていますか?」と聞いてみてください。

お勧め書籍

最後に

 今日は「【保護者向け】現役中学校・高校教員が教える高校・大学進学を考えた中学校・高校の選び方」をお伝えしました。

 「学力が心配だけど、良い大学に行って欲しい」とお考えの保護者の皆様。

 大学進学を軸に私立中学校・高校を受験するのであれば、推薦入試を強くお勧めします。

 偏差値40前後の生徒が一般入試では合格することができない上智大学に合格した大逆転劇を見たことがあり、現在は大手外資系企業に勤め、私の年収を遥かに超えている例があります。。。

 改めてお伝えしますが、幸せの尺度は人それぞれです。鵜呑みにせず選択肢の一つとしてお考えください。

 ここまでお読みいただきありがとうございます。

 もしご質問があれば問い合わせフォームやXから連絡をいただければと思います。

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