みなさんこんにちは、草食系高校教師です。
今日は「【中学校・高校】マインドマップのすすめ 〜英語授業での文法学習の取り組み(観点別評価)〜」をお伝えします。
授業で文法学習する時は、導入→問題(活動)→活動(問題)というような流れで展開することが多い授業スタイルです。
私もこの授業展開をすることがほとんどです。
しかし、本当に生徒が理解して活動し、問題を解いているか、尺度がないのでなかなかわからないものです。
悪い意味で適当に取り組んでいる生徒も珍しくはありません。
今回紹介する活動は、授業を自分ごとに捉えるためや理解した内容を文字化・ビジュアル化するためのマインドマップを使った活動です。
観点別評価の具体的内容
それではまず、観点別評価の具体的内容を見ていきましょう。
試験作成時にも使える内容だと思いますのでぜひご活用ください。
①知識・技能
最初は知識技能の観点です。
それでは具体的に見ていきましょう。
・リスニング問題
・穴埋め問題
・長文問題
・語形変化
・単語小テスト
②思考・判断・表現
次は、思考・表現・判断の観点です。
・英作文
・並べ替え
・書き換え
・リーディングテスト
③主体的に学習に取り組む態度
そして次に、主体的に学習に取り組む態度です。
・提出物(ノートやワークなど)
・授業態度
・ALTとの関わり方
・授業の振り返りシート
これはあくまでも一例です。
授業内容や考査内容をどの観点別評価基準に入れるかは学校や担当者の裁量です。
担当者間ですり合わせすれば問題ありません。
それでは、「主体的取り組み」の評価に入れられるマインドマップを具体的に紹介します。
マインドマップ
それではマインドマップについて見ていきましょう。
マインドマップとは?
マインドマップは、情報を視覚的かつ非線形な方法で整理するためのツールです。これは、異なるアイデアや概念を中心から放射状に広がるブランチや枝で表現するもので、通常は中心に中心的なテーマやアイデアを配置し、それに関連するサブトピックや詳細な情報を枝状に分岐させていきます。
実際にどのようなものか見ていきましょう。
真ん中にある1つの大テーマを基に、6つの小テーマに分かれています。6つのテーマから枝分かれして情報を追加することもできます。
マインドマップ例
それでは、上記のマインドマップを元に、考査ごとの提出物例を見ていきましょう。
上記のマインドマップは私が簡易的に作成したものですが、生徒は内容をもっと枝分かれしたものやイラストを描いたものを作成しています。
課題の出し方
それでは課題の出し方を見ていきましょう。
「それでは12月20日までに不定詞をまとめて提出すること」と言ってもできる生徒は優秀な生徒だけでしょう。
従って、以下の内容を伝えるようにしています。
自由が最大の不自由なので、ルールを具体化した方が取り組みやすいと思います。
私は2週間から1ヶ月前には期限を設定するようにしています!
ロイロノートのチャート機能
最後にロイロノートのツールを見ていきましょう。
上記の課題の出し方で「ロイロノート、Pages、Keynote、ノート(手書き)どれでもOK」と記述しました。
基本的にどのツールを使っても自由記述なのですが、ロイロノートでは使えるチャートがあるので紹介します。
それでは見ていきましょう。
ご覧のように、マインドマップ作成時に使えるようなチャートがあります。これらを使っても構わないと思います。
マインドマップの作成は本当に自由なの!!!
オススメ書籍
最後に
今日は「【中学校・高校】マインドマップのすすめ 〜英語授業での文法学習の取り組み(観点別評価)〜」をお伝えしました。
この活動をするときは、「平常点のためにまとめるのではなく、覚えるための1つの手段だからね。」と必ず伝えるようにします。
目的のずれは活動を無意味にするので注意が必要ですね。
本日は以上です。ここまでお付き合いいただきありがとうございます。
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ありがとうございました。
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