【中学校・高校】進路(受験)指導は教職員全員で関わる? 〜進路指導の注意点〜

ブログ

こんにちは、草食系高校教師です。

今日は「【中学校・高校】進路(受験)指導は教職員全員で関わる? 〜進路指導の注意点〜」をお伝えします。

「進路指導はその学年の先生が行えばいい」と思っている先生は少なくありません。

私立にとっては進路実績が学校の顔みたいなものです。進路実績次第で、入学者数の増減が少なからず起こるからです。

そんな大切なことをその学年だけに押し付けてはいけないのです。

草食系教師
草食系教師

さて、今日はどういった関わり方をした方がいいのかをお伝えします!よってらっしゃい見てらっしゃい!

全教員で進路指導

 「進路実績は学校の顔」と言っても過言ではないくらい大切だと思いませんか。

 保護者や生徒が高校を選ぶ基準としているものは、学校の学力、学校の雰囲気、教育方針、部活動等です。その中でも、重視するのは学力でしょう。そして、その学力を確認する手段としては、卒業生の進路実績に違いありません。

 私が以前勤めていた高校では、高校に進学する前に個別の保護者相談会が行われていましたが、ほとんどが進路実績を気にしていました。「良い大学」に行ってもらいたいと思っている保護者は非常に多いということがわかりました。

 しかし現状、ほとんどの学校が学年教員のみで進路指導を行うことが多いでしょう。「学校の顔」を学年の教員だけに背負わせるのは私は違うと思います。

 他学年に進路について熟知している先生がいたら頼たっていいじゃありませんか。進路指導は学年教員のみで行うという風潮をなくせば、生徒の進路実績も少しは変わってくると思います。

草食系教師
草食系教師

もちろん学校全体で取り組んでいる学校があるのも知っていますよ!

チームとして機能するために

 教職員全員が進路指導に関わる特殊な学校で勤務していたことがあり、そこで思った2つのチームとして機能するための考え方をお伝えします。

属人化を防ぐ

「1人の生徒をたった1人だけの教員が進路を指導する」ことは決してあってはなりません。必ず複数の教員で進路指導しましょう。

 教員全員がしっかりとした進路指導できるわけではないです。小論文指導が得意な先生がいれば、面接指導が得意な先生もいます。教員1人が持つ進路指導レベルは限られていますし、担当の教員の指導が正しいかどうかもわかりません。

 さらに、生徒との相性もありますし、生徒自身が指導されたことを必要かどうか取捨選択して取り組んでいけばいいと思います。

保護者からのクレームをなくすことにもつながります。1人の先生だけが指導すると、不合格だった場合、その先生のせいにされる可能性があります。
属人化とは?


業務を特定の人が担当し、その人にしかやり方が分からない状態になること。

担任の根回し

 報告・連絡・相談がカギになります。

 前述の通り、属人化を防いで複数の教員が進路指導を行うべきであることはおわかりいただけたと思いますが、そのためには担任の報告連絡相談スキルが必要です。

 面接指導は基本的に生徒が直接、担当してもらう先生のところにお願いに行くと思いますが、その前に必ず学級担任が根回ししておくことが大切です。

 そして、その時に生徒の状況どこまで指導して欲しいかどこを重点的に指導して欲しいかを伝えます。面接練習後にも状況を聞きにいきましょう。

 以下が面接練習前と面接練習後の教員同士の会話になります。これが1番自然なやりとりだと思います。

面接練習前

学級担任
学級担任

岡田先生、うちのクラスの向井の面接練習を明日お願いしたいのですが・・・

岡田先生
岡田先生

いいよー。どんな状況?

学級担任
学級担任

◯◯大学の経済学部希望で、1ヶ月後に公募推薦の面接があるんですよ。これまでに1回小野先生に面接練習していただきましたが、入退出や振る舞いに関しては指導していただきました。ただ、志望動機や自己PRの内容が薄いので、内容を濃くする方法を厳しめに指導していただければと思います。お忙しいと思いますがよろしくお願いします。

岡田先生
岡田先生

よし、任せとけー!

面接練習後

学級担任
学級担任

岡田先生、面接練習ありがとうございました。いかがでしたか。

岡田先生
岡田先生

確かに、入退出、目線を合わせることや声の大きさはいいけど、内容が薄かったね。志望動機と自己PRは一緒に考えたからある程度形にはなっていると思うよ。まずは「それを覚えてくるように」と生徒に伝えているから先生からも声かけしてね。

学級担任
学級担任

ありがとうございます。声かけします。またお願いするかもしれませんがよろしくお願いします!!

指導計画を立てる

 生徒の志望校が決まったら、1人ずつ試験内容と試験日から逆算して学年で指導計画を立てます。学校推薦型入試(旧指定校推薦・旧公募制推薦)と総合選抜型入試(旧AO入試)の受験日が10月〜12月ですので、この期間はとても忙しくなります。

 誰がいつ出願締切日で、誰が面接日なのか、誰が試験日なのかがわからなくなるため、学年で共有します。

 志望校が決まった時点で予定を立てて管理しておけば、いちいち自分で調べたり生徒に聞いたりすることなく円滑に行うことができます。また、進路指導に関して学年教員が全生徒のスケジュールを管理することができるのでお互いに声かけをすることができるようになります。

例) 
志望学部:国際学部
試験内容:小論文と面接
試験日 :11月25日

小論文→明日からスタート。国語科の◯◯先生に依頼。
面接 →10月下旬からスタート、すでに国際学部出身の◯◯先生と英語科の◯◯先生に依頼。

1番の目的はミスを防ぐためです。「出願日に間に合わない」「面接試験まで1週間」となってしまうと、基本的には生徒の管理ミスということになりますが、教員の声かけが足りないとも思ってしまうためです。

オススメ書籍

最後に

 今日は「【中学校・高校】進路(受験)指導は教職員全員で関わる? 〜進路指導の注意点〜」をお伝えしました。

 進路指導は非常に大変ですけど、人生のターニングポイントを迎える生徒と深く関わることができるのはとてもやりがいがあります。

 ぜひ参考にしてください。

 本日は以上です。お読みいただきありがとうございました。もしよろしければ下のランキングをポチッと押していただけるとありがたいです。

コメント

タイトルとURLをコピーしました