こんにちは、草食系高校教師です。
今日は「英語授業で使えるアクティビティPart15」をお伝えします。
「can」を使った英語のアクティビティ「2030年 ビンゴゲーム」をお伝えします。「can」を使って、「思考力・表現力・判断力」が身につく活動です。結構盛り上がる活動ですので、ぜひご活用ください。「willやwill have 過去分詞」を使ってもこの活動ができますよ!

それでは見ていきましょう。
基本情報
対象学年:中2〜高校(canを習う学年)
対象人数:5人以上(個人→ペア活動→インタビュー活動)
所要時間:1時間
準備物 :ワークシート・ストップウォッチ(スクーリンなどに投影できるものがあれば良い)
活動概要
まず始めに、助動詞「can」を使って2030年に何ができるようになっているかを生徒一人一人が書きます。そして、クラスメイトが書きそうなことをビンゴカードに記入します。その後、クラスメイトにインタビューをして、ビンゴを達成していく活動です。
「can」の文法説明や練習問題がすでに終わり、次の単元に行く前の実践的な活動だと思ってご覧ください。
生徒へのルール説明
・2030年に自分ができるようになっていることを5つワークシート に記入。
・内容は具体的に書く。
例)I can play soccer.→I can play soccer as a professional soccer player.
・ビンゴカードの8つのマスにはクラスメイトが書きそうな内容を書く。
・インタビューは1人に対して1度だけ質問することができる。
・ビンゴを達成した人から座る
ワークシート例
ワークシートは以下のようにとてもシンプルです。

インタビュー例
インタビューの最初の質問は「What can you do in 2030?」で、答え方は、「I can〜」です。黒板にフォーマットを書いておくと良いと思います。

What can you do in 2030?

I can drink alcohol with you.
簡易版指導案(1時間分)
時間 | 教員の活動 | 生徒の活動 |
10分 | 挨拶・導入・canの復習 | 話を聞く |
10分 | 活動内容の説明 | 話を聞く |
5分 | 机間巡視 | 5つの文章をワークシート に書く |
10分 | 机間巡視 | 8つの文章をビンゴカードに書く |
10分 | 机間巡視 | クラスメイトにインタビューをする |
5分 | まとめ | 話を聞く |
最後に
今日は「英語授業で使えるアクティビティPart15」をお伝えしました。「can」を使った英語のアクティビティ「2030年 ビンゴゲーム」でしたが、「思考力・表現力・判断力」が身につくような活動ではなかったでしょうか。ビンゴゲームをせずに、ペア・グループ間で発表、クラス全体で共有するだけでも面白くなります。クラスのお調子者が「紅白歌合戦で歌うことできる」や「WBC(野球の国際大会)に出場することができる」などと書いて盛り上がったことがあります。
楽しい活動ですので、是非ご活用ください。本日は以上です。ありがとうございました。

2030年の目標を言う機会でもあるし、面白いね!

生徒の発想力には驚かされますよ。聞いているこちらがワクワクしますね!
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