授業を活性化しよう 〜生徒のやらされ感を変える〜

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こんにちは、草食系高校教師です。

今日は「授業を活性化しよう 〜生徒のやらされ感を変える〜」をお伝えします。

教員であれば誰もが「私の授業を生徒に理解して欲しい」と思っているはずです。「理解させるためにはどうすれば良いか」・「生徒のモチベーションを上げるためにはどうすれば良いか」など、教員誰もが悩み、試行錯誤して毎時間授業をしています。

私も毎年・毎時間悩んでいます。学年・クラスが違えば、生徒層が違い、「高2のAクラスでは生徒が楽しく勉強していたからCクラスでも同じ活動をしよう!」は通用しないことがあります。授業中の活動の意味を理解することで生徒のモチベーションアップにつながります。

草食系高校教師
草食系高校教師

私は英語科ですので、英語授業の例を交えてお伝えします。

生徒の「やらされている感」をどう変える?

 時々、「これやる意味ある?」「面倒臭くない?」と小声で言っている生徒はいませんか。

 声に出していないだけで、わかっていない生徒はたくさんいます。本来は生徒自らが活動の意味に気づくべきところではありますが、先生の指示に従って何も考えずにやっている生徒が非常に多いです。授業を受けるではなく受けさせられるという意識なのでしょうか。「やらされている感」を「自らやる感」に生徒をどうやって持っていくかがとても難しいです。「頑張れー」「ここテストに出るぞー」と言っても生徒に響かず、結局同じことの繰り返しをしてしまいます。

 私は「活動の意味を伝える」ことを数年しています。例えば、「今からシャドーイング をするけど、リスニング能力と速読力が身につく。英語検定の長文読解はスピードが大切だからこの活動で身につくぞ。」などとこの活動をすることで身につく能力とどんなことに繋げられるかを言うようにしています。

少しずつ考えて活動するようになり、生徒アンケートには「活動の意味を教えてくれるのはいい」と書かれたことがあり、多少効果があったと思います。

活動に意味を持たせよう

 上記のように活動ごとに意図や目的を伝えるようにしていますが、授業がリズムよく進まないことがあります。授業の雰囲気を変えたい場合や授業に意識が向いていない場合にはその場で言いますが、基本的には4月の学級開きの時に伝えるようにしています。

 4月〜5月くらいまでは生徒が慣れていないため、活動するときに以下の表を見ながら行っています。「これからサイトトランスレーションするけども、これは英作文の練習になるからね。◯◯大学の入試にも記述式問題出てるからね。」のようなことを言います。

最後に

 今日は「授業を活性化しよう 〜生徒のやらされ感を変える〜」をお伝えしました。「私の授業は全員目をキラキラさせて取り組んでいます!」そんな先生もいるかもしれません。しかし、それはマイノリティで、大半は「やらされ感」を持つ生徒だと思います。

「やらされ感」から「自らやる感」にするには教員のアクションが必要になります。その中の1つに「活動に意味を持たせる」があると思います。ぜひトライしてみてください。ありがとうございました。

肉食系高校教師
肉食系高校教師

「私は興味ありません感」出す生徒ってお金をドブに捨ててるのと同じ気がするね。

草食系高校教師
草食系高校教師

高3で進路決定した生徒はもうやる気ないですよね。

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