情報モラル教育

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こんにちは、草食系高校教師です。

今日は「情報モラル教育」をお伝えします。

スマートフォンやタブレットの普及によって、私たちは様々なウェブサービスやアプリを利用して大量の情報を得ることができるようなりました。さらに、SNSの発達により他者と容易に繋がることができるようになり、とても便利な時代です。

「1人1台スマホ時代」と呼ばれ、児童・生徒のスマホ普及率はも年々伸びています。2019年の調査では、10代のスマホ普及率は90%を超えています。私は中学校・高校に勤めていますが、過去10年間での高校生の所有率はほぼ100%です。

とても便利ではありますが、使い方を間違えてしまうとトラブルを起こす、または招いてしまいます。今日はインターネットトラブル事例、指導例、指導教材をお伝えします。ぜひご覧ください。

草食系高校教師
草食系高校教師

情報モラル教育はとても大切なんです。トラブルが多い!!!!

情報モラル教育とは

 情報社会では、一人一人が情報化の進展が生活に及ぼす影響を理解し、情報に関する問題に適切に対処し、積極的に情報社会に参加しようとする創造的な態度が大切である。誰もが情報の送り手と受け手の両方の役割を持つようになるこれからの情報社会では、情報がネットワークを介して瞬時に世界中に伝達され、予想しない影響を与えてしまうことや、対面のコミュニケーションでは考えられないような誤解を生じる可能性も少なくない。このような情報社会の特性を理解し、情報化の影の部分に対応し、適正な活動ができる考え方や態度が必要となってきている。そこで、学習指導要領では、「情報社会で適正な活動を行うための基になる考え方と態度」を「情報モラル」と定め、各教科の指導の中で身につけさせることとしている。

 具体的には、他者への影響を考え、人権、知的財産権など自他の権利を尊重し情報社会での行動に責任をもつことや、危険回避など情報を正しく安全に利用できること、コンピュータなどの情報機器の使用による健康とのかかわりを理解することなどの内容となっている。これらの内容は、情報社会の進展に伴って変化することが考えられ、今後も柔軟かつ適切に対応することが必要である。また、普及の著しい携帯電話をはじめとする携帯情報通信端末のさまざまな問題に対しては、地域や家庭との連携を図りつつ、情報モラルを身につけさせる指導を適切に行う必要がある。

出典:文部科学省ホームページ (https://www.mext.go.jp/)

インターネットトラブル事例ベスト3

不適切な情報発信

 SNS(Twitter, LINE, Instagramなど)で嘘の情報を流したり、無断で写真を載せたりする事例があります。また、数年前に「バカッター(バカとTwitterを混ぜた造語)」という言葉が流行りましたが、「コンビニのアイスを売っているケースに入っている」や「ホテルの厨房で風呂に入っている」など、Twitterに写真を掲載した事例もありました。
 さらに、授業の様子をTwistcasting(ツイキャス)でライブ配信していたということもニュースに取り上げられていました。

誹謗中傷

 SNS(特にLINEのグループ)にて、本人とわかるように隠語を使って又は直接的に「あいつうざいw」「邪魔w」などの悪口を書き込む事例があります。また、写真や動画を撮影し、加工して生徒同士で送りあったりLINEグループやTwitterなどに貼ったりする事例もあります。

コミュニケーション

 既読スルーや未読スルーでのコミュニケーショントラブル事例があります。中高生、特に女子生徒は多数のLINEグループに所属しているため常に通知が来ていますので、いちいちチェックしなければいけません。無視してしまうと実生活で逆に無視されることがあり、いじめに発展することがあります。

異性

 女子生徒がインターネット内で知り合った男性と直接会ってわいせつな行為をされたり、ストーカーされたりといった事例があります。また、男子生徒が交際を断られた女子生徒にストーカーや嫌がらせ(性的な写真や動画をSNSに流すなど)をするといった事例もあります。

インターネットトラブル指導例

 SNSのトラブルが後を立ちませんし、これからもっと増えていくと思います。いちいち対応していてはとても体が持ちません。ここでは、個人・全体に危機感を与える指導をお伝えします。

それは、「あなたの行為が犯罪であることを伝える」です。上の事例と照らし合わせていきましょう。

不適切な情報発信

無断で写真や動画を撮影し投稿することは「肖像権の侵害」の可能性がある。

誹謗中傷

 「うざい」「きもい」などの言葉は「傷害罪」になる可能性がある。また、相手について事実ではなうわさを掲示板に書き込むことは「名誉毀損罪」「侮辱罪」にあたる可能性があります。

コミュニケーション

 無視は特に罪に当たりませんが、それ以降に誹謗中傷に発展することが多いため、同様に傷害罪や侮辱罪に当たる可能性があります。

異性

 ストーカーは「つきまとい等の禁止(ストーカー規制法)」に当たる可能性があります。また、いわゆるリベンジポルノは「公表罪」や「公表目的提供罪」に当たる可能性があります。

指導教材

 ここではインターネットトラブルを防ぐ指導実践例をお伝えします。上記の「インターネットトラブル指導例」のようなことを言えばある程度の危機感を感じると思いますが、様々なコンテンツを紹介します。

LINEが提供している情報モラル教材

 LINEが提供している情報モラル教材を利用し、道徳教育や情報の授業で使えると思います。アクティブラーニングできるような教材になっていますのでとても使いやすいと思います。
https://d.line-scdn.net/stf/linecorp/ja/csr/sns_note_20200301.pdf

動画コンテンツを利用

 Youtubeに「情報モラル 教育」と検索すると相当数出てきますが、私のオススメは愛媛県警察公式チャンネルの動画です。誹謗中傷・不適切な動画投稿など、事例別に分けられてますし、1動画10分弱の動画ですので生徒は飽きずに見ることができます。

【中級編】ネット上での誹謗中傷(中・高校生向け)
愛媛県公式警察チャンネル

最後に

 今日は「情報モラル教育」をお伝えしました。中高生のインターネットトラブルが後を立ちませんので、情報モラルを教えることは最優先事項の1つではないかと考えています。私たち教員の見えないところで起きていることですので、直接的に食い止めることはできませんが、間接的にできることはしなければいけませんよね。

 何かみなさんのお役に立てればと思っています。ありがとうございました。

肉食系高校教師
肉食系高校教師

まあトラブルが多いね。

草食系高校教師
草食系高校教師

情報モラルに早急に力を入れないといけない気がするんですが。。

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