こんにちは、草食系高校教師です。
本日は、休校明けの学級経営についてお伝えします。
新型コロナウイルスによりほとんどの学校が3月上旬から5月下旬まで約3ヶ月休校となりました。そして現在、緊急事態宣言がほとんどの県で解除され通常登校や分散登校がスタートし始めました。久しぶりの生徒の登校に、先生方もペースが掴めずあたふたしてしまうことが予想されます。
休校明けの学級で何を伝えるべきか・何をするべきかをお伝えします。参考までにご覧ください。

休校明けの学級経営を円滑にできるように頑張りましょう!
体調確認・管理
生徒の体調確認をします。口頭確認ではなく今日の体温や咳や頭痛など症状がある場合は記入させたほうが良いでしょう。勤務校では学校単位で、毎日健康調査を行う予定です。
安全確認
生徒の安全を確認します。3ヶ月程度基本的には自宅にいたと思いますので、家庭に問題がある(家庭内暴力やネグレクト)生徒の様子がわからず心配です。体重が著しく減っている生徒や怪我をしている生徒等、目視ではありますが確認しなければいけません。
学校の過ごし方
感染防止のための学校での過ごし方を伝えます。以下5つが軸になると思います。
・手洗いうがいの励行を促す
・換気を促す
・接触は控えるように促す
・ソーシャルディスタンスを促す
・体調が悪い場合は保健室へ行くことを促す
学校が生徒を守るために拡散防止の取り組みをしっかりしていることを伝え、生徒に安心感を与えます。
中3・高3生徒の進路活動
上級学校の進路活動に関しての連絡をします。心配な生徒がたくさんいると思いますのでまずは安心感を与えることが大切だと思います。「先生方もわからないしどうなるんだろうなー」は不安を煽ってしまうのでダメだと思います。国や教育委員会の方針が決まり次第丁寧に対応することを伝えた方が良いと思います。
SNSの使い方
SNSの使い方について注意喚起します。毎年、長期期間中のSNSのトラブルが非常に多いため、この2ヶ月間の休校期間中も何かしらあったと思います。
誹謗中傷、いじめやSNS経由で出会う等様々なケースが考えられますので伝えましょう。SNSトラブルに関しての記事をありますので以下をご覧ください。
性
性に関して伝えます。「妊娠の相談件数が過去最多」とニュースで取り上げられていますが、望まない妊娠を避けるために性教育は必要でしょう。生徒は分散登校の学校が多いため、まだまだ自由な時間が作れますので、連絡の優先順位は高いと思います。
欠席生徒連絡
欠席した生徒のは必ず連絡をします。感染の不安により登校できない生徒もいるでしょう。
可能ならば各科目何をしたかをまとめて連絡してあげるといいです。生徒に安心感を与えることと保護者からクレームが来ないことが狙いですよね。
最後に
今日は、「休校明けの学級経営」をお伝えしました。まずは生徒に伝えることをまとめて、ゆっくりと安心感を与えるHRができればと考えています。ご参考までにお使いください。

ついに学校が始まるね。

不安な生徒も休校ボケの生徒もいると思いますが、まずはいつも通りのHRができればと思います!
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