授業の理想と現実

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みなさんこんにちは、草食系高校教師です。

今日は「授業の理想と現実」をお伝えします。

「授業は先生の話を聞く時間」、そんな時代はとっくに終了しました。今は「生徒が主体的に学ぶアクティヴラーニング」、「ICT機器を使った能動的な授業」「STEAM教育」等々、時代の変化に沿った授業をしなければいけません。しかし、まだまだ文科省の狙いに沿った授業ができていないのが学校現場の本当のところです。

 特に、年配の先生は未だにオラオラの方が多く、「チョーク&トーク」の授業をされているケースが多いです。過去にそのような授業をして高校入試や大学入試に合格させているから“わたし”の授業に自信があるのだろうと思います。(もちろん違う先生方もたくさんいるのは重々承知です)

 風刺的なことはさておき、私もまだまだ理想の授業やうまい授業はできていません。これから時代にあった授業展開をしたいと思っています。

 みなさんの理想の授業とは何でしょうか。また、実際自分も含めて周りはどのような授業を展開しているでしょうか。

草食系高校教師
草食系高校教師

2020年の学校現場(高校)ではどのような授業をしているか、理想と現実(現場のリアル)を見ていきましょう。

理想

アクティヴラーニング

 「主体的・対話的で深い学びの学習法」であります。簡単に言うと従来の「受動的な授業・学習」とは真逆の「積極的・能動的な授業・学習」のことです。
 

 今の時代スマートフォンには楽しいコンテンツがたくさんあり、生徒はそれに毎日触れています。だからこそ楽しくない物には拒否反応を示します。特に、先生がずーっとしゃべっているだけの授業なんてもってのほかですよね。

 楽しくて学びがあり、生徒が自ら考え、自ら行動する主体的な学びであるアクティヴラーニングをしなければならないんです。

ICT活用

 ICT機器は授業を円滑に進める武器です。事前に板書することをパワーポイントなどに書き込んでおけば、教員が書く時間を短縮でき、その時間を使って違う活動ができます。

 さらに、絵や動画をすぐに見せることができ、音声情報だけでなく視覚情報も付け加えることができるため印象に残りやすいです。また、最近の生徒はスマホをよく使うせいか、音声情報より文字情報を写してあげたほうが理解が早い気がします。

探求学習

 ここ数年、探求学習という言葉をよく耳にします。思考力・判断力・表現力などを育成するために、疑問→調査→分析→発表という流れで、生徒が活動をする授業のことです。

 2022年度から高校のカリキュラムに「総合的探求の時間」というものができます。疑問→調査→分析→発表という流れで思考力・判断力を養い、発表で表現力を身につけます。

 発表の中にはディスカッションやプレゼンテーションも入り、自分の意見や考えを人の前で言えるようにします。

現実

チョーク&トーク

 昔ながらのチョークを持って先生が一方的に喋る授業のことです。上記の「理想の授業」をして、生徒がきちんと成長しているかがわからなくなることがあり、どうしても昔のスタイルになってしまうことがあります。

 結果が見えないとどうしても結果を知っている方法をとってしまいたくなりますよね。ちょうど過渡期なのでしょうか。

 教科書を進めないといけないいけない

 アクティヴラーニングや探求学習をして生徒にもっと活動的な授業をしたいですが、教科書を進めないとテストが作成できない問題や教科書を進めないと保護者からクレームが来る問題があります。

 また、学年末には教科書のページ数を教務部へ報告しなければいけないので進めないとお叱りを受けることがあります。

最後に

 今日は「授業の理想と現実」をお伝えしました。理想と現実には差があり、理想ばかり追求できない学校現場の事情があります。
 

 生徒のためと思って理想に近づけようとする先生はが増えているのが現状ですが、一方で教材研究もせずいつも通り“わたし”の授業をする先生もいます。話を聞くロボットを作るのか、社会に通用する人材を育成するのかは私たち教員にかかっていますね。

肉食系高校教師
肉食系高校教師

昔はプロジェクターとかスクリーンとかなかったから先生の話を聞くだけのスタイルだったよね。

草食系高校教師
草食系高校教師

それで授業ができたら楽ですけども。。。

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